和尚のひとりごとNo840「一紙小消息4」

【原文】
時下れりとても疑うべからず。
法滅以後の衆生、なおもて往生すべし。況や近来をや。

【意味】
教えが説かれた時代よりはるかな時を隔てているとしても疑ってはなりません。
教えそのものが滅び去ってしまうのちの未来においてさえも往生できるのですから
今の時代の私たちにそれが叶わないことなどあるでしょうか。