和尚のひとりごと「伝道掲示板337

『釈尊の言葉その33』

もし勤めて精進すれば
即ち事(じ)として難(がた)き者なし
この故に汝らまさに勤めて精進すべし
譬(たと)えば少水の常に流るれば
即ち能く石を穿(うが)つがごとし
『仏垂般涅槃略説教誡経』 より

「仏垂般涅槃略説教誡教」(ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう)は古来より「遺教経」(ゆいきょうぎょう)として宗派を問わず親しまれてきた。
弟子たちに説かれた釈尊最後の教えといわれている。

それは釈尊が人生の長い旅路を終えた日、
インドはクシナガラの沙羅双樹のもと
その夜は満月であったと伝えられる。

 合掌